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転職する前に知っておきたい「これから伸びる業種」と「廃れる業種」

今現在勤めている会社を転職しようと考えた時、真っ先に「同業種」を優先して考えてしまいますよね。

確かに、国家資格などをすでに持っていて、その資格を活かした業種で長年働いている人は、同業種へのステップアップ転職が一番理想的でしょう。

しかし、もしも「この業種でなければ自分は働けない」という強いこだわりがないのであれば、「これから伸びる業種」に転職するという選択肢もおすすめです。

現在の仕事と同じ業種への転職は、もしかしたら「廃れる業種」への転職となってしまう可能性もあるのです。

変化のスピードが恐ろしく速い現代では、「5年先、10年先を考えて転職をする」ということが重要なのです。

この記事では、転職する前に知っておきたい「これから伸びる業種」と「廃れる業種」について解説していきたいと思います。

これから伸びる業種

それでは、ここからは「これから伸びる業種」を挙げていきましょう。

IT業界

IT業界を表す画像

ネット社会が進むこの社会では、当然のように5年後10年後もIT業界が大きな伸びを見せていくはずです。

モノのインターネット化が進むIOT(Internet Of Things)によって、あらゆる業種との関りが増えていくことが確実なので、知識とスキルを持っている人材はかなり重宝されていくはずです。

既存の分野とITを組み合わせた「X-Tech(クロステック)」のビジネスは、今後大きな注目を集めていくはずなので、今からIT業界に挑戦するのも良い選択肢と言えるかもしれません。

5Gはすでに使われ始めていますが、10年後には6Gへと移行していくことも必然の流れですし、VRやAR、MRといった技術も更に進んでいくことでしょう。

介護業界

介護で働く人

超高齢化社会と言われる日本では、現在も人材不足ですが、今後間違いなくさらなる人材不足になっていく業種と言えるでしょう。

前記したように、介護業界にもITの導入がされ作業の自動化が進んでいくことを考えれば、ITの知識と介護の資格や経験を身に付けることで貴重な人材となることができることでしょう。

農業業界

農業

「農業は衰退している業種」という認識を持っている人が多いですが、実はこれから伸びる業種の一つなのです。

農業はインフラの一部なので生活になくてはならないということや、世界の人口が増加傾向にあること、日本の農林水産物や食品の輸出額が増えていることも、伸びる業種になる要因と言えます。

また、この農業にもITが深く関わっていくことが予想されます。

ITの導入によって作業の自動化や管理の自動化などが行えるようになるため、確実に伸びていくことでしょう。

ネット広告業界

テレビ業界が衰退しているのは事実ではありますが、それ以上にネット動画やネット通販といった部分で大きな伸びを示しています。

今後5年10年その勢いは続いていくことが確実視されているので、インターネット広告業界はおすすめの業種と言えるでしょう。

廃れる業種

時代の変化によって伸びる業種がある一方、確実に廃れてしまう業種が出てきてしまうのも事実です。

出版業界

ネット化によって厳しい状況となっていくのは、「出版業界」です。

紙媒体は年々減少しており、15年以上毎年減少の一途をたどっているのです。

どこかで下げ止まりはするかもしれませんが、今後数年間はその流れが確実に続いていくことが予想されます。

製造業界

製造業界もまた、IT化が大きな影響を及ぼす業界だと言えます。

製造ラインは自動化されていき、人員削減が進んでいくことが予想されるので、こういった仕事に従事している人は早めの転職を検討すべきと言えるでしょう。

これらの業種はあくまでも廃れる業種の代表格であり、実際に廃れていく業種は他にもかなり多くなっていくはずです。

「スーパーやコンビニの店員」「一般事務員」「受付係」「新聞配達員」「ホテルの客室係」「ビル清掃員」「銀行窓口係」「タクシー運転手」「建設作業員」「倉庫作業員」などなど、多くの仕事が今後廃れていくのです。

これらを踏まえると、「転職をためらう」ことがいかにリスクのあることなのかが分かるかと思います。

まずは自分が現在従事している仕事が5年後、10年後にどうなっているのかをしっかりと予測することが重要ですし、今後伸びる業種がどのようなものなのかをしっかりとアンテナを張って認識することもまた重要です。

マスコミ関係

マスコミ関係も難しくなってきています。現在多くの人が情報を得る方法が変わってしまいました。出版業界と近しいですがマスコミも先行きが苦しい業界です。

新聞を毎日読んでいる人は年々減っており、いわゆるゴシップ情報も週刊誌からネットを中心とした情報発信に変わってきています。人々の暮らしも変わってしまい、駅で週刊誌や新聞を購入するビジネスマンも少なくなっています。

またテレビを見ている人たちもどんどん少なくなっています。若者ではTVを見ないという方も多くいてYouTubeやTikTokなど娯楽の中心もスマホの中で完結されるようになってきています。

視聴率や発行部数が広告料金の源泉になっているマスコミでは非常に難しい経営を迫られることになるでしょう。

まとめ

今回は、転職する前に知っておきたい「これから伸びる業種」と「廃れる業種」について解説してきました。

  • IT業界
  • 介護業界
  • 農業業界
  • ネット広告業界

これらの業種は、世の中の流れ的にも伸びていくことが確実視されているので、仕事がなくなったり収入が激減するといったリスクは低いと考えられます。

しかし、「出版業界」や「製造業界」その他の様々な仕事は、5年後、10年後には廃れる(完全になくなる)可能性があるかもしれません。

もしも今後廃れていってしまう業界で働いているのであれば、積極的に伸びていく業界に転職するのも良い選択肢と言えるでしょう。

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