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転職活動においては並行して何社か受けた方が良い?3つの理由

転職活動を始めるときには戦略がとても大切です。転職活動を始めるときには自分の目当ての就職先が明確に決まっている人もいますが、そうでない人もいるでしょう。実は後者の方がずっと良い転職先を決めることができます。幾つかの会社を並行して応募し、採用面接を受けたほうが、順番に応募をするよりも、ずっと良い転職活動ができるというわけです。その理由は何なのでしょうか?

目次

転職活動は並行して何社か受けた方が良い3つの理由

転職活動で並行して数社受けた方が良いという3つの理由があります。短期間で決めることができる、条件のいい会社を選ぶことができる、ブラッシュアップ効果を期待できる、です。どれも転職活動を実りあるものにするために非常に重要な理由です。それでは一つ一つ見ていきましょう。

転職活動は並行して何社か受けた方が良い理由:短期間で決めることができる

転職は時間がかかるものですので、一つの企業に応募をしても、面接が終わるまで日数を要します。書類審査に数日間から1週間ほど要します。その後数回の面接を行う企業がほとんどです。私も自分のチームメンバーを採用した際には10日間で4回の面接をしました。これは多い例だと思いますが、期間としてかなり長くの時間を要します。もしも、複数の企業への応募を行うならば、採用自体の連絡をする期間の区切りがいつになっているかを知っておきましょう。応募から内定まで2週間から長い時は1ヶ月以上かかる企業があります。それを一つ受けて不合格が出て、また次を受けてというステップを経ると非常に長期間の活動になります。金銭的にも困っていなくて、すぐに働かなくても構わないので、採用か不採用かわかるのに時間がかかってもいいという人なら、問題はありません。でも多くの人は、新しい仕事を早々に見つけて、経済的な基盤を固めたいと考えます。その意味でも数社受けて早期に良い会社から内定をもらいましょう。

転職活動は並行して何社か受けた方が良い理由:条件のいい会社を選ベる

条件のよさそうな求人がいくつか見つかったという時でも、複数の企業に同時に応募し、面接を受けることがおすすめです。応募期間を逃してしまうことがないように気になる求人が見かけたら、できるだけたくさん応募をするようにします。条件が良いと判断しても、受けていく中で自分の実力やスキルに合わせて、より良い条件を提示してくれることもあります。数社受けるからこそ自分の相場もわかるし、会社による条件の違いもわかるのです。人生で数回しか経験しない転職ですので、しっかりといろいろな会社を見て決めることが大切です。しっかり見ないで決めるとあとになって条件が良い会社が見えてしまった場合に、短期間で転職をしてしまうことになりかねません。

転職活動は並行して何社か受けた方が良い理由:ブラッシュアップ効果

転職活動において、数社を並行して受けることで、自分自身の考え方や、転職の動機、ひいては自己PRまですべての項目をブラッシュアップすることができます。もし自身の中で本当に行きたい企業が決まっている人は、その会社の選考よりも先に数社受けて自分の書類や面接をブラッシュアップしておくことをおすすめします。自分の中でシミュレーションするのには限界があります。企業側の選考や面接での受け答えを経てようやく完成するのが普通です。こういった意味でも数社同時に受けておくのが良いでしょう。

転職活動で並行して何社か受けることを企業はどう思っている?

採用面接では、現時点でどこか別の企業に応募しているのかを聞かれるケースもあります。企業としては数社並行して受けていることは当たり前のこととして捉えています。人材を募るときには内定辞退も視野に入れて少し多めに採用をしているのが現状です。結果待ちの会社が何社かあるなら、そのあたりも面接の中で聞かれた場合はごまかさずに話したほうが、結果的には好感触を得られることも多いようです。ここ以外の会社の結果待ちをしていると正直に打ち明けて、不採用になるような会社はご縁がなかったのでしょう。本命企業の採用連絡をもらえるまでは腰を据えて転職活動を行い、無事に採用が決まったら、待ってもらっていた企業にはすぐ話をすることです。

転職活動で並行して受かった何社かに対してどうすればいい?

もしも採用連絡を何社からももらったら、一社にしぼらなければいけませんが、マナー違反ではありません。前述したように企業側でも好く数社並行して受けていることは理解しており、内定も少し多めに出しているのが現状です。中小企業では事業が違って内定者が出たら巣の応募はやめてしまうという会社もあります。でもそのような応募は直接応募で内定までは早いケースが多いです。その時には最終面接前に本心を聞かせてほしいとお話があると思います。そこではうそ偽りなく話すことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか。複数社受けることで数社に受かってしまい、自分が行きたくない会社を断るのは少し悪い気持ちになるかもしれませんが、みんなが同じように経験していることですし、内定辞退は企業側も計算済みです。基本的には数社受けて、自分の一番行きたい企業に行けるように環境を整えていきましょう。そして、受かった中から自分の気持ちに正直になって一番行きたい企業で働くことをおすすめします。咲くべき場所は自分で決めることが大切です。長期間かけて1つの理想を追い求めるのではなく、数社受けて自分の考え方の移り変わりも感じながら進めましょう。

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